2019年4月1日に、5月1日から使われる、
新しい元号が決まりました!
『令和(れいわ)』です。
つまり、今年は平成31年 かつ 令和元年と言うことですね。
昭和生まれの私は『昭和』『平成』『令和』の3つの時代を
生きることになるのですが、まだあまり実感がわきません。
それでも、そのうちに新元号にも慣れるのでしょう。
今回の天皇陛下の継承による改元(元号を変えること)で、
一般市民の生活が大きく変わることはないでしょうが、
新しい時代が来ることになんだかワクワクします。
さて、この改元に関する記事を
インターネットや新聞で見ていたときに、
こんな意見を見つけました。
「現代は情報の見える化を進めているのだから、
新元号も国民投票で決めるべきではないか」
という意見です。
この意見には私は反対です。
なぜなら、
- 市民が思いつきやすいものにかたよる
- 出典などについて、一般市民は詳しくない
- さまざまな人の思惑(おもわく)が入り乱れる
この中でも特に3番目の考えが強いです。
今回の改元でも、『令和』関係のドメイン名
(インターネット上の住所)があっという間に
抑えられて、ヤフオクやメルカリで転売されています。
これが当日ではなく、事前に候補を見せられて、
投票になったとしたら、どうなるでしょうか?
おそらく、さまざまなビジネス目線の方達が
自分の儲けにつながるように投票を進ませようと
考えるに違いありません。
それは、元号の本質から外れてしまうと思うのです。
やはり現在のように、古典や古書に詳しい専門家の
意見で、世界に誇れる意味を持った元号を
選んで欲しいと思います。
「西暦とごっちゃになってめんどくさい」
と言う人もいますが、他の国では見られない文化です。
元号がなければ、
『平成の歌姫』や『昭和ライダー』などの
時代を表す表現ができません。
1980年代、20世紀後半ではちょっと物足りませんよね。
最後は、べたべたな市民目線になってしまいましたが、
新元号が決まり、思ったことを書いてみました。
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