リサーチは“ゼロから”じゃなくていい時代へ

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清水

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NotebookLMの「おすすめのノートブック」で、情報収集が変わる。


「情報を探すだけで1日終わる…」そんな日々から抜け出しませんか?

「何かアイデアが欲しいから、とりあえず情報収集してみよう」と思って検索して…
気づけば3時間。結局、使える資料は1つか2つ。こんな経験、ありませんか?

実は、私もよくやってました。
でも最近、GoogleのAIツールを使ってみたら、その“情報収集の常識”がガラッと変わったんです。


NotebookLMに、新しい武器が追加されました。

2025年7月、Googleが提供するAIリサーチアシスタント「NotebookLM」に、注目の新機能が加わりました。
その名も「おすすめのノートブック(Featured Notebooks)」。

これ、何がすごいかというと、The Economist著名な研究者・非営利団体など、信頼できる情報源とGoogleが一緒につくった“専門的なノート”が、最初から使える状態で提供されているんです。

たとえば…

  • 上位50社の決算まとめ(91ソース)
  • 未来予測『The World Ahead 2025』
  • 幸福・富・健康の国際データまとめ

…など、テーマも多彩。初期ラインナップだけで十分すぎるほどの質と量があります。


ただ読むだけじゃない。「質問」ができるのが最大の魅力

NotebookLMのすごいところは、AIに質問できるところ。
たとえば…

  • 「この企業の収益の柱は何?」
  • 「2025年に注目すべき技術トレンドを3つ教えて」
  • 「幸福度に影響を与えている要素をグラフ付きで教えて」

…こんな質問を投げかけると、該当ノートブックの中から、引用付きで正確に答えてくれます。

つまり、

  • 自分で資料を探さなくていい
  • 要点を自動でまとめてくれる
  • どの資料をどう活かすかの「考え方」まで学べる

という、リサーチにおける“時短・効率化・学習”の全部盛り。


「誰が、何のためにまとめたか」を考える習慣を。

ここでちょっと視点を変えてみましょう。

これからの情報活用って、「とにかくたくさん集める」ではなくて、
「その情報は誰が、どんな目的でまとめたのか」
そして、
「それを自分の仕事にどう活かせるか」
に目を向けることが大事だと思いませんか?

NotebookLMの「おすすめのノートブック」は、まさにその考え方を身につける実践教材。
言い換えれば、“AIと一緒に考える訓練ができるツール”なんです。


具体的な使い方、こんなシーンで効果抜群です。

実際に私が試して「これはすごい」と思った活用法、いくつかご紹介します。

1. 市場調査・競合分析の効率アップ

📚 使用ノート:上位50社の決算レポート
→ 競合他社の収益源や投資先を、ピンポイントで質問するだけ。

2. 新規事業のヒント探し

📚 使用ノート:The Economist「The World Ahead 2025」
→ 未来トレンドの要点を要約してもらうと、企画の出発点になる。

3. プレゼンや提案書の裏付けデータ

📚 使用ノート:Our World in Data「幸福・健康・富」
→ 説得力あるグラフやデータをすぐに引用できる。

4. 社内研修の教材として

📚 使用ノート:業界別のキュレーション資料
→ 「この業界の主要プレイヤーをリストアップして」など、課題設定もラク。


とはいえ、注意すべき点もあります。

  • 情報の鮮度には注意
    → たとえば「決算レポート」は公開時点の情報なので、最新とは限りません。
  • パーソナライズは自分で補う
    → ノートは汎用性が高いため、自社データを掛け合わせることで価値が倍増します。
  • 無料プランの制限
    → 無料だと質問回数やソース数に限りあり。本格活用にはPro/Enterpriseの検討を。

NotebookLMは「AI時代の思考の壁打ち相手」

NotebookLMは、単なる情報ツールじゃありません。
これは、「AIと一緒に考える練習」ができる、言わば**“思考の壁打ち相手”**なんです。

そして、その壁打ち相手が提供してくれる「おすすめのノートブック」は、AI時代の教科書とも言える存在。

  • 「どの資料を集めればいいか」
  • 「どこに注目すればいいか」
  • 「どんな質問を投げるべきか」

──そんな“問いの立て方”を学ぶ、実践の場なんですね。


まとめ:情報収集の「考え方」を変えるだけで、仕事の質が上がる。

NotebookLMの「おすすめのノートブック」は、ただ便利なだけじゃなく、
これからの時代に必要な情報リテラシーを育てる道具でもあります。

✔ どのような資料を集めたり、メモしたりすべきか学ぶことも可能
✔ 今後、おすすめのノートブックは増えると考えられる

だからこそ、今のうちにこの新しいリサーチスタイルを試してみるのが吉です。


あなたの「情報の探し方」、今のままでいいですか?

もし、情報収集がただの作業になっているなら、
NotebookLMの「おすすめのノートブック」を使ってみてください。

きっと、
「これは、自分の思考パートナーになるな」
と感じるはずです。


この記事が参考になったら、ぜひSNSでシェアしてくださいね。
「リサーチの時間をもっと有効に使いたい」
そんな誰かのヒントになるかもしれません。

清水 龍(しみず りょう)

兵庫県在住の生成AIプロンプトエンジニア、電子書籍プロモーター

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清水 龍(しみず りょう)

生成AIプロンプトエンジニア、電子書籍プロモーター。環境関連のコンサルティング会社に入った事がきっかけで、提案内容を人に伝える方法や分かりやすい文章の書き方におもしろさを感じるようになりました。文章の書き方、伝え方の技術を電子書籍に応用し、集客や売上アップにつながる出版サポートをしています。

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