清水です。
スペインの昔話に
『お魚になった女の子』
と言うお話しがあります。
あまり有名ではないお話しなので、
あらすじを紹介すると・・・、
--------------------
ある女の子が魚を捕まえました。
しかし、捕まえた魚は、
「私を食べると、お前を魚にしてしまうよ」
と、言ったのです。
でも、
女の子は魚の言ったことを忘れて、
魚を食べてしまい、
自分が魚になってしまいます。
魚になった女の子は海にやってきて、
深い海の底にいる海の女王に出会います。
実は海の女王も、昔は人間でした。
しかし、魔法を使う大男に冠を取られてしまい、
魚にされてしまったのです。
冠を取り返さないと人間には戻れません。
話を聞いた女の子は、女王の冠を取り戻して
あげたいと思いました。
「私がその冠を取り返してきます」
と言うと、海の女王は女の子に
『どんな生き物にも変われる能力』を
さずけてくれたのです。
女の子は早速、陸へ向かい、
しっぽで額を叩きました。
額を叩くことで女の子は、
シカに変身したのです。
シカになった女の子が森の中を歩いていると、
木の下で王子が休んでいました。
この王子は狩りの最中でしたので、
王子はシカを見つけると、
すぐに馬に飛び乗り、追いかけてきました。
シカを追いつめた王子は槍を振り上げましたが、
・・・・・・続く
--------------------
と言うお話しです。
このお話の女の子は、
食べた魚に呪い(?)を
かけられて魚になってしまいました。
でも、
また人間に戻れるならば、
あなたは魚や他の生き物に
なりたくないですか?
私はなってみたいです。
人が生活出来ない水の中や地面の中の生活を
体験することは、きっと今までに無かった
視点や考え方をえられると思います。
さて、このお話の女の子は、一番最初に
魚を捕まえるところから始まっていますが、
広告宣伝の効果も、魚とりに例えられる事が
良く有ります。
一般的に、
広告の反応件数
= 広告媒体およびスペース × 内容 × 返答方法
と言われますが、魚とりに例えると、
広告媒体およびスペース = 魚がいる場所
内容 = 魚が好きな餌
返答方法 = 魚を捕まえる道具
だと言うわけです。
ですから、
漁業や魚釣りに例えて、
「漁師になったつもりで考えろ」
「釣り人になって想像しろ」
とも言われますが、
実は、それではまだ甘いんです。
漁師や釣り人であっても、
不漁やボウズ(全く釣れない)が
あるんです。
なぜなら、予想や想像で動いているため、
ハズレてしまうことがあるからです。
でも、それを防ぐ方法があります。
それは、『魚になること』です。
魚になって、他の魚に聞いてみてください。
「えっ、清水さん、魚にはなれないよ」
「魚とは話できませんよ・・・」
と、思いましたか?
それは、本物の釣りの話ですね。
広告宣伝については、
あなたが魚になることは可能です。
それは、あなたが商品を買った時の
気持ちを注意してみることができるからです。
ほかにも、お客さんに来てくれたり
買ってくれたりした時のことを
こまかく聞くこともできます。
自分がお客さんになってみたり、
お客さんから話を聞くことで
『魚になること』が
できるんです。
広告宣伝やPRの反応が良くないと思ったら、
魚 = お客さん視点になって考えられているか、
一度チェックしてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
明日は、最近気になっていること
の話題を考えています。
コメント