清水です。
2月末に、
「38%のアメリカ人がコロナビールを
買わない、と回答した」という、
アンケート結果が話題になっていました。
これだけ見ると、新型コロナウィルスの
影響がビールにまでおよんでいるように
見えますよね?
実際は、このアンケートの聞き方が
良くないことや、本当にウィルスと
関連付けて考えている人は4%程度だと
いうこともわかってきています。
それでも、コロナビールにとったら
とんでもない風評被害です。
もちろん、新型コロナウィルスと
コロナビールが関係ないことは
冷静に考えれば、すぐにわかると思います。
でも、トイレットペーパーのデマを
間近に見ていると、
「そんなふうに関連づける人もいるかも」
と、思ってしまいそうです。
そんな風に思ってしまうのは、
『ハロー効果』という心理現象が
関係しています。
ハロー効果とは、人やものを
評価するときに目立ちやすい特徴に
引きずられて、他の特徴についての
評価も良くなる(悪くなる)現象のことです。
今回の場合は、
「新型コロナ憎し!」の気持ちになっていて、
コロナがついているものが
何でも悪くみえてしまうんですね。
実は、『ハロー効果』は
人間が生き延びようとする時に
一瞬で判断するために身につけた能力なので、
なかなか逆らえない心理現象になっています。
上であげた例は悪い方に働いてしまう
『ネガティブ・ハロー効果』の例でしたが、
ハロー効果には良い方に働く、
『ポジティブ・ハロー効果』もあります。
さわやかな芸能人が
洗濯機や洗剤のコマーシャルに出ているのを
見たことがありませんか?
なんだか
「この洗剤の洗い上がり、さわやかっぽい」
と思います。
あたりまえですが、
その芸能人と洗剤の質には
まったく関係がありません。
それでも、そう思ってしまうのが、
ハロー効果のスゴいところです。
もっと細かな解説や、
具体例をあげたいのですが、
とても長くなってしまうので、
別のサイトのコンテンツを紹介します。
以前、私が書いたコンテンツです。
https://sales-copywriting.com/halo
ビジネスに利用する時の
注意点もあげています。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
追伸:
『コロナ』と言えば、
私はファンヒーターのコロナ
が頭に浮かんでしまいます。
そのコロナさん、今シーズンの
売れ行きが悪いそうです。
とは言っても、新型コロナじゃなくて、
暖冬のためだとのこと。
我が家はコロナの給湯器を使っているので
暖冬にまけずに(新型コロナにもまけずに)
頑張って欲しいと、個人的に応援しています。
最近、どうしても目にする情報が
新型コロナにかたよっているので
話題もそちらに片寄り気味になってしまいます。
明日は気分を変えて、
新型コロナ以外のものに目を向けます。
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