五感を刺激する

清水です。

ほんわり？

ふんわり？

どっちがいいか、
悩んでいます。

何に悩んでいるかというと、
キンモクセイの香りを
どう表現したらいいか、です。

あなたはキンモクセイ、
知っていますか？

キンモクセイは、
３ｍから８ｍの高さになる木です。

9月の終わりから10月くらいにかけて
オレンジ色の小さな花をいっぱいつけます。

公園や庭によく植えられているのですが、
花がないときは、なかなか気づきません。

秋が深まって、花をつけるようになると、
鮮やかなオレンジ色の花と、
強めの甘い香りで、気づく人が
多いのではないでしょうか。

この花の香りを、

「トイレの芳香剤の匂い」と、

表す人がけっこういます。

でも、本来は、
キンモクセイの香りをまねて
トイレの芳香剤をつくったので、
逆なんですよね。

本来の香りの説明を
後からマネしてつくったもので、
説明するのは、
ちょっと違うと思いませんか。

そもそも、なんで、
香りの表現を考えているかというと、
トレーニングのようなものです。

人の心に響く文章にするためには、
五感を刺激する表現が有効だと
言われています。

今回は、キンモクセイの香りを
感じたので、それをターゲットにしました。

人が感じる香りをできるだけ、
『芳香剤』とか言わずに、
五感とつながった言葉で表現したいなあと
思っています。

たとえば、こんな感じになるでしょうか。

「突然、甘い香りが、
鼻の奥をふんわりとくすぐった。

香りのする方向にフラフラと歩いて行くと、
鮮やかなダイダイ色の花が、
目に飛び込んできた。

『これは、、、キンモクセイだ！』と、

心の中で叫んだ。」

こういう風に書くと、
だいぶ頭の中でイメージされますよね。

商品・サービスの説明も、
使っている所をイメージしてもらえると、
反応が大きくなります。

五感を刺激する表現で、
お客さんにイメージしてもらいましょう。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます！

セールスコピーライター　清水 龍

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