引き算、できますか？

清水です。

ニュースを見ながら「なるほどな」と
思うことがあったので、
今日は、発想法の話をします。

この記事を読んでくれているあなたと
共有したい気持ちと、

自分の頭に入ってきた考え方を
文章としてアウトプットすることで、
自分に定着させることも狙っています。

発想法は知っていて損することはないので
あなたにもおすそ分けするような感じです。
それでは、はじめます。

ここに、一台の車があります。

運転しやすく、乗り心地も
良いのですが、
「もう少しスピードが出て欲しいなあ」
と、言われる車です。

この時、あなただったら、どう考えますか？

① エンジンを大きくする
　
② 車を軽くする

実は、この問題、
どちらも正解だと言えます。

車の速度を上げるには、
エンジンを大きくしてもいいし、
車を軽くしても良いからです。

これが、発想法の違いになります。

この場合、
① が足し算の発想法、
② が引き算の発想法
になります。

良く、
『アメリカの車は、大きく重く』進化して
『日本の車は、小さく軽く』進化すると、
言われますが、

この発想法にもとづいているのかもしれません。

これらの発想法、
車だけに限りません。

他の分野でももちろん、使えます。

ただ、足し算発想すると、大きく増えやすいので、
複雑になります。

引き算発想は大事なことだけ残りやすいので、
シンプルになることを覚えておいてください。

今回「なるほど」と思ったのは、新型コロナに対する
日本の医療機関の対応についてです。

今は少し対応が変わってきていますが、

新型コロナの感染者が出たときに、
日本は「とにかく入院」させました。

感染者が軽症や無症状であってもです。

そのうち病院のベッドが足りなくなりそうになったとき、
どんな対応をしようとしていたでしょうか？

最初の対応としては、ベッドを増やす対策でした。

でもこの対策だと、対応する病院規模を増やす方向なので、
調整や人員確保など、もっと面倒になってゆきます。

ここで引き算発想ができれば、「無症状者は自宅療養」
することで、むやみにベッドを増やさなくても
対応可能になってゆくんです。

今回は病院の話題でしたが、
ビジネスでも活用できそうな話だったので、
記事の話題として取り上げました。

※ 今回の話題は、岩田健太郎医師の記事に触発されて
書きました。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます！

明日は心構え（マインドセット）
の話題を考えています。

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