清水です。
少し前に、賭け麻雀で
検察のナンバー2が辞職に
追い込まれました。
本来なら賭博を取り締まる側が、
違法な賭博をしていたんです。
パチンコや競馬は国が認めているギャンブルなので
たとえ1000万円勝っても違法になりません。
でも、個人同士の賭け事で、お金をやりとりすると、
違法になってしまうんです。
たとえ1円であってもです。
そのため、ギャンブルしたいときは、
国が認めているものをオススメしますが、
一度はまると抜け出せなくなる人もいます。
そこで、今回の話題は、
このギャンブルから抜け出せなくなる
現象について、心理学の面から見てみましょう。
ギャンブルをする場合、ずっと勝ち続けられる人は
ほとんどいません。
多くの人が、負けたり勝ったりを繰り返すことで、
ギャンブルを楽しみます。
でも、負けたときの気持ちと、勝ったときの気持ちは
金額が同じであっても、気持ちは同じになりません。
多くの人の場合、負けたときの気持ちの方が、
よりつらく感じるんです。
この気持ちの大きさを調べたのが、
アメリカの心理学者、ダニエル・カーネマン氏です。
カーネマン氏の研究によれば、
失うストレスは、もらう喜びの
2.5倍程度だと言われています。
つまり、
パチンコで1万円負けてしまったら、
次は2.5万円勝たないと、
気持ちが釣り合わないってことです。
ギャンブルは基本、お店や運営者が儲かるように
なっているので、多くの人がこの罠に
はまってしまいます。
この『得よりも損を嫌がる心理現象』を
『損失回避バイアス』と言います。
将来の生活水準を上げるためであっても、
税金の上昇に賛同を得られないのは、
この『損失回避バイアス』があるためです。
自分のお金が目の前で失われるデメリットよりも、
将来2.5倍以上の良いことがあると思えなければ、
気持ちの上で納得できません。
政策や計画を決定する人は、この『損失回避バイアス』が
あることを理解しておくと、
話が進みやすくなるのではないでしょうか?
また、このバイアスは人の気を引くのにも使えます。
良いことばかり言ってもひきつけられなかったら、
悪い面(使わないデメリット)を切り口にするんです。
良いことの半分以下の労力で、
ひきつけることができるはずです。
もし使う機会かあれば、
バランス良く使って見てください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
次回は心構え(マインドセット)
の話題を考えています。
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