努力が無駄になる人

清水です。

私が小学生のころ、

「みんな、努力と根性で頑張ろう！」

と声をかける、体育の先生がいました。
（昭和の話です。）

夏の暑い日に、水も飲まさず、
外で運動するような内容だったので、
今なら確実に怒られると思います。

その先生がこのほかに良く言っていたのが、

「努力すれば、なんとかなる！」です。

たしかに、努力をすれば、
何とかなる人がいる一方で、
なんとかならない人もいます。

この、なんとかならない人は、なぜか？

と思ったのが、
今日の記事のきっかけです。

私の意見がかなり入りますが、
『何とかなる人』と『何とかならない人』の違いは、
考え方１つです。

努力をすることで「何とかしよう！」と
考えるか考えないかの違いでしょう。

自分で目標を決めて、
コツコツ努力してゆけば、
確実に目標に近づきます。

でも「誰々に言われたから・・・」と言うだけの
努力をしても、努力内容と
自分の頭の中が一致していないので、
目標からブレても気がつけません。

失敗しても、
「誰々に言われたとおりにしたのに、できなかった」
と、他人のせいにするでしょう。

もちろん、すべての人が努力して、
うまく成功するとは限りませんが、
「何とかしよう！」と思ってした努力は
無駄になりません。

私の例ですが、小学校時代に
スイミングを習っていました。

でも、
上達はメチャクチャ遅かったです。

他の人が小６で終わる内容を、
中１になるまでやっていました。

でもそこで、「うまく上達できなかったからダメ」
と考えれば、後にはなにも残りません。

私はスイミングを習うことで、
風邪にかかりにくくなり、
他の人に自慢できることが１つ増えました。

ある程度の泳ぎを身につけたので、
10年後に、
スイミングスクールのコーチの
アルバイトができるようになりました。

さらに10年後、そのコーチ経験をいかして、
自分の子供たちに、
泳ぎを教えることもできました。

つまり、昔の努力が、10年後、20年後に
きいてきたんです。

「なんとかなる」と他力本願的な
考えの努力になってしまったら、
一度踏みとどまって、

「この努力を何とかつなげてやる！」と、
視野を広げてみましょう！

きっと、つながる何かが見つかりますよ。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます！

明日は心構え（マインドセット）
の話題を考えています。

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