自分 vs 自分

マインドセット

清水です。

今は毎日のように文章を書いて
投稿していますが、
15年ほど前の文章は
人に見せられるレベルではありませんでした。

主語と述語がかみ合っていなかったり、
1つの文章に色々なことを詰め込んだり、
誤字脱字だらけだったり、と

ヒドい内容だったんです。

仕事でもレポートや報告を
書かなくてはいけなかったのですが、

「言っている意味がわかんないねえ。」
「もっと、きちんと見直さないと。」

と、いつもダメ出しされていました。

でも、あることがきっかけで
少しマシな文章が書けるようになりました。

それは『技術士』という国家試験を
受けたからです。

この『技術士』の試験、
『記述士』だと一部で揶揄(やゆ)されるほど
書く内容が多いのです。

私が試験を受け始めた時は、
1日で9,000文字を手書きで書かなければ
ならないほど、過酷な試験でした。

それでも、少なくなっていた方で、
2000年までに受験していた人は
12,000文字も書かなければ
ならなかったのです。

こんなに膨大な文字数、
『記述士』と言われても
おかしくないですよね。

もちろん、ただ文字を書けば良いわけでは
ありません。

質問で聞かれていることに対して、
自分の経験や意見を、間違えずに
正しく伝えなくてはなりません。

最初は、これが非常に大変でした。

なんどやっても、ただの説明文に
なってしまい、自分の意見をのせることに
とても苦労したんです。

会社の上司にかなり、文章の添削を
してもらいました。

おかげでまともな文章を書けるようになり、
仕事でもその書き方を活かせるように
なったんです。

その時に上司から習った、
『見直す技術』というのがあります。

それは、

「間違っていると思え!」というものです。

自分が一生懸命書いた文章は、誰でも
その時点では『最高』だと思って書いています。

でも『最高』だと思って見返しても、
間違っていることに気づけません。

『最高』=「間違いなんてない」

と、思ってしまうからです。

それではいつまでたっても、
文章力は上がりません。

「自分の文章は間違っている」と
思って見返すことで、
自分の誤字脱字や、読みづらい箇所が
見えてくるようになってきます。

今はこの『技術士』+『セールスコピーライター』を
していますが、この書き方訓練があったので、
「ちょっと得しているなあ」と思いつつ、
今回のネタにしてみました。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

明日は心構え(マインドセット)
の話題を考えています。

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清水 龍(しみず りょう)

清水 龍(しみず りょう)

電子書籍プロモーター。環境関連のコンサルティング会社に入った事がきっかけで、提案内容を人に伝える方法や分かりやすい文章の書き方におもしろさを感じるようになりました。文章の書き方、伝え方の技術を電子書籍に応用し、集客や売上アップにつながる出版サポートをしています。兵庫県広報情報センター 代表

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