分けるのは、たった4つ

予備知識

清水です。

あなたは、PRや宣伝をするときに、
どんな書き方や表現をしていますか?

「私は、なぜこの商品を使うべきか、書きます。」
「いやいや、私は、効果の根拠から示しますよ。」

色々な意見があると思います。

どれが正解かと言うと・・・・・・、
実は、どれも正解なのです。

ただし、分かってくれるお客さんと
分かってくれないお客さんがいることを
理解しないといけません。

「清水さん、お客さんを理解するのは当然でしょ。」
「お客さんの理解が商売の基本だもんね。」

もちろん、そうなのですが、
漠然とお客さんを理解しようとしても、
根本的な部分で食い違っていると、
理解したくても理解できないんです。

自分の広告やPOPの内容を

『分かってくれるお客さん』と
『分かってくれないお客さん』が

いることを
理解しなくてはなりません。

それはなぜでしょうか?

それは、あなたもお客さんも、
あるタイプ分けができることを知っていないと、
あなたのPRが届かないからなのです。

そのタイプ分けは『4つの学習タイプ』と言います。

この4つの学習タイプですが、
どんな教え方をすれば
『モチベーション』や『やる気』が
上がるのかを分けた4タイプです。

この4タイプは、

1.なぜタイプ
2.何タイプ
3.どうやってタイプ
4.今すぐタイプ

になります。

世の中の人は、この中のどれかに当てはまります。

『なぜタイプ』が3分の1くらいの割合
『何タイプ』も3分の1くらいの割合
『どうやってタイプ』と『今すぐタイプ』が合わせて3分の1くらいの割合
と言われています。

それぞれのタイプの人はどのような人かと言いますと、

1.なぜタイプ
物事や商品の、サービスの良さ、メリット、デメリットを
聞くことでやってみよう、試してみよう と思う人

2.何タイプ
物事や商品の、根拠や裏付け、データ(第何位、80%以上、とか)を
聞くことでやってみよう、試してみよう と思う人

3.どうやってタイプ
物事や商品の使い方の手順を聞いたり、理解したりすると、
やってみよう、試してみよう と思う人

4.今すぐタイプ
物事や商品の使用結果を聞くと、すぐに
やってみよう、試してみよう と思う人

あなたも色々な広告を見て、
強く「ビクン」と反応した広告、
ほとんど気にもとめなかった広告、が
あると思います。

それはこの学習タイプの違いがあるからなんです。

例として、ダイエットのサプリメントを挙げてみます。
(薬機法はあまり考えずに書いています)

1.このサプリを取ると、
胃腸の活動が活発になり、便秘が解消が期待されます。
便秘が解消されることで運動が楽しくできるようになります。

2.このサプリは、40代以上の女性の87%が
『効果が有る!』『体調が良くなった!』と
答えています。
40代以上の男性なら、79%が『体調が良くなった!』と
答えています。

3.このサプリは、毎朝食前に1回、2粒を水かぬるま湯と一緒に飲むだけです。
ご飯は3食今まで通りに食べて下さい。

○詳しい手順
Step1 朝起きたら、朝食前にサプリを2粒用意する
Step2 サプリを飲むために、水かぬるま湯を用意する
Step3 サプリ2粒を水かぬるま湯と一緒に飲む
Step4 いつもと同じように朝ご飯を食べる
Step5 効き過ぎることがあるので、朝1回だけにしてください

4.今なら30日試して(3kg以上減)効果が無かった場合、
購入代金をお返ししております。
このチャンスは今だけですので、すぐにお試しください。

こんな感じの内容は、いかがしょうか?

1.に強く反応したあなたは、『なぜタイプ』
2.に強く反応したあなたは、『何タイプ』
3.に強く反応したあなたは、『どうやってタイプ』
4.に強く反応したあなたは、『今すぐタイプ』

になります。

あなたはどのタイプだったでしょうか?

また、必ず1つのタイプに分かれるのではなく、
4つのタイプを全て持っているのが普通で、
それぞれのタイプが強いか弱いかだけです。

私の場合、強さ順に見ると、

なぜ

今すぐ
どうやって

の順番に強く反応します。

さて、ここからが本題なのですが、
あなたが書いたり表現したりする場合、
この4つの『学習タイプ』のうち、
『一番強い学習タイプ』に引っ張られてしまうのです。

なぜタイプの人は、ついつい良さやメリットを書き、
何タイプの人は、ついつい根拠やデータをしてしまう。

そして、それだけになってしまうことがほとんどなのです。

一番多いタイプの人でも、全体の3割程度しかいません。
残りの7割に素通りされてしまうのは、まことにもったいないです。

ですから、見る人が4タイプいることを理解して、
PR内容も4タイプそれぞれに響くように書き方を
変える必要があるのです。

とは言っても、4種類作れと言っているのではありません。
(POPみたいに小さいものは4種類作っても良いと思います。)

1つの広告に、4種類の書き方をちりばめるのです。

順番としては、

1.なぜタイプ
2.何タイプ
3.どうやってタイプ
4.今すぐタイプ

で書くと良いです。

上にあげた、ダイエットサプリメント例みたいに書いたら
どうでしょうか?

『4つの学習タイプ』を意識した広告で、
新しいお客さんが来たら、
広告のどこに引かれてきたか、
聞いてみてください。

今まで反応してくれなかったお客さんが、
何タイプだったのか、わかりますよ。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

明日は心理手法についての
話題を考えています。

清水 龍(しみず りょう)

清水 龍(しみず りょう)

兵庫県在住の電子書籍プロモーター

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清水 龍(しみず りょう)

清水 龍(しみず りょう)

電子書籍プロモーター。 環境関連のコンサルティング会社に入った事がきっかけで、提案内容を人に伝える方法や分かりやすい文章の書き方におもしろさを感じるようになりました。 文章の書き方、伝え方の技術を電子書籍に応用し、集客や売上アップにつながる出版サポートをしています。 兵庫県広報情報センター 代表

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