清水です。
3月22日のツイッターで、
日本の大臣が日本語の使い方に
疑問を投げかけていました。
「クラスター、集団感染
オーバーシュート、感染爆発
ロックダウン、都市封鎖
ではダメなのか。なんでカタカナ?」
このツイートをしたのは、
防衛省の河野大臣です。
実は、私も最近の報道を見るたびに、
「なんでこんなにわかりにくい横文字を
使うんだろう?」と、
思っていました。
新型コロナウィルスの専門家会議で
使われているらしいのですが、
そのまま聞いても、
意味が全然わかりませんよね?
専門家の方たちが、
同じ業界の中で話している分には、
みんなわかっている内容なので、
特に言い換えなくてもいいでしょう。
でも、内容を広く伝える人が、
それでは困ります。
伝えてると思い込んでいても、
ちゃんと意味が伝わっていないからです。
これらの単語を初めて聞く人なら、
クラスター → 星や宇宙の関係?
オーバーシュート → サッカーなどのスポーツ関係?
ロックダウン → 岩?カギ?
のような印象になるのではないでしょうか。
これでは伝えたい内容とは
大きく違ってしまいます。
そもそも、なぜ、
カタカナ語を使いたがる人がいるのでしょうか?
慶應義塾大学の井上教授によると、
このような理由があるそうです。
1.単純に格好がいいから
2.「自分は外国の言葉や文化を知っている」ことを
示せるから
3.特定の言葉を使うことで仲間意識が生まれる
専門家会議では3だと思いますが、
そのほかの人たちは1や2では
ないでしょうか。
今回はカタカナ語について取り上げましたが、
専門用語もわかりにくいことが多いです。
初めて授業を受ける生徒に
生徒の知らない専門用語ばかりで話しかけたら、
ハッキリ言って伝わりません。
「あの先生はおもしろくない」
「生徒に授業をする気が無い」
と言われてしまうでしょう。
知識分野が異なる人や、
初心者にもわかりやすく
伝えることができれば、
楽しく知識や経験を共有できるはずです。
「言いたいことがなかなか伝わりにくいなあ」
と感じたら、
伝わりやすい言葉に置き換えられないか、
考えてみてはどうでしょうか。
追伸:
私の友人もFacebookで、
「サブスク(リプション)、月極め
ケータリング、出前
で、ええやん!」
と投稿していました!
今回の話題は、この投稿と
河野防衛相のツイートに共感し
ひらめきました!
↑この「ひらめきました!」を
最初に『インスピレーション』と書いてしまったことは
ここまで読んでいただいた、あなたと私だけの
秘密です・・・。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
明日は『逆転の発想』
の話題を考えています。
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