「物語なんて自分には無理…」そう思っていませんか?
もし、AIが代わりにストーリーを紡いでくれて、しかもイラストまで描いてくれるとしたら――
そんな未来、もう来てしまっているんです。
Googleの生成AI「Gemini」に、2025年8月5日から搭載された新機能「Storybook」。
これはもう、魔法の道具としか思えません。
👉 試してみたい方はこちら
Google Gemini公式サイト
絵本づくりが、想像以上にカンタンだった
私が初めてこのStorybookを使ってみたとき、正直こう思いました。
「え?もうできたの?しかも、こんなに完成度高いの?」
たとえば、子供が描いた落書きを写真でアップロードしたら、そのキャラクターが活躍するオリジナルの物語が、あっという間に生成されるんです。
しかも、
- ストーリーは約10ページで完結
- イラストはマンガ風・水彩風など自由に選べる
- ナレーション(読み聞かせ)も自動でついてくる
- すべて無料、しかも日本語対応
「子どもに世界に一つだけの絵本を作ってあげたい」
そんな想い、数分で実現してくれる。これは本当にすごいです。
とはいえ…知っておきたい注意点もあります
とはいえ、まだ試験運用中の機能なので、完璧とは言えません。
実際に使ってみて、次のような点が気になりました。
- イラストがちょっとイメージとズレることがある
- ナレーションの声がちょっと不自然なときがある
- 共有リンクや印刷機能が不安定なときも
でも、こういう「不完全さ」も含めて、新しい技術に触れるワクワク感ってありませんか?
「これからどう進化していくんだろう」と想像しながら使うのも、Storybookの楽しみ方のひとつです。
ビジネスや教育現場でも大活躍の可能性
このツール、ただの「子ども向け絵本生成機能」にとどまらないんです。
マーケティングや教育分野での活用も、かなり期待できます。
たとえば…
- 社内研修で、マニュアルを物語形式にして理解しやすくする
- SNSでユニークなショート絵本をコンテンツとして投稿
- 小学校の授業で、生徒一人ひとりに合わせたオリジナル教材を作成
この柔軟性、アイデア次第で無限大ですよね。
実際に作ったStorybook、見てみます?
「とはいえ、どんなものができるの?」
そんな方のために、私が実際に作ったものをお見せします。
👉 清水が作ったStorybookはこちら
副業を始める大人のための絵本
使用した指示はこちら:
テーマ: 会社員が副業を始める方法
対象年齢: 40代男性
アートスタイル: 日本の浮世絵風
この内容で、大人向きにカスタマイズされたStorybookを日本語で作成してください。
少しトガったテーマにしたせいか、反映されていないところもあります(笑)。
でも、この一文だけで数分後にはちゃんとした絵本ができあがるって、ちょっと感動しませんか?
より良い絵本を作るためのヒント
せっかく使うなら、AIの力を最大限に引き出したいですよね?
そんなときは、以下のような「プロンプトの工夫」がオススメです。
- 対象年齢:「5歳児向けに、やさしい言葉で」
- キャラクター設定:「主人公は恥ずかしがり屋だけど、本当は勇気のあるウサギの『ラビ』」
- 舞台設定:「舞台は雲の上にあるお菓子の国」
- 伝えたいテーマ:「友達と協力することの大切さを教えてくれる物語」
- イラストのスタイル:「温かみのある水彩画タッチで」
- 物語の雰囲気:「少しだけドキドキするミステリー風」
このように、ストーリーの骨格になる要素を明確にすることで、AIはよりあなたのイメージに近い作品を作ってくれます。
まとめ:一度使ってみる価値はあります
Google Geminiの「Storybook」は、
誰でも無料で、プロの絵本作家気分が味わえるツールです。
まだ試験運用中で、品質にばらつきもありますが、
それを差し引いても「すぐに使ってみたくなる」魅力が詰まっています。
さぁ、次はあなたの番です。
世界にひとつだけの物語、AIと一緒に作ってみませんか?
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