清水です。
あなたは何かをはじめようとしたり、
起業をしようとしたりしていますか？
そんな新規事業を始めるときに、
「上手くいく方法がわかればいいな」
って思いますよね。
ただ、残念ながら、
確実に上手くいく方法は
まだ見つかっていません。
でも、現在活躍している起業家に共通する
考え方の手順はわかってきているんです。
それは、
『エフェクチュエーション』。
インド人の経営学者サラス・サラスバシー氏が
著書の中で提唱しました。
変化の多い現代社会で活躍するには
とても参考になる考え方なので、
ご紹介します。
この『エフェクチュエーション』、
５つの原則から構成されています。
１．手の中の鳥
新しいことを始めるのだから、
本当にゼロから新しいことを
しなければいけないと思っていませんか？
実は、そうじゃないんです。
まずは自分が持っているものを
しっかりと見てください。
能力や今までの経験、人脈など、
すでに持っているものがあるはずです。
まずはこれらを使うことからはじめるのが
この「手の中の鳥」の原則です。
２．許容可能な損失
起業するときに、大きな借金をしたり、
経費を掛けすぎたりすると、
上手く行かなかったときに
立ち直れなくなってしまいます。
最初は大きな一歩にせず、
失敗を恐れず小さく踏み出していく
のが、「許容可能な損失」の原則です。
『失敗』と書きましたが、
次につながれば、失敗になりません。
それは成功までの『経験』ですよね。
致命的なケガを負わないように
小さくチャレンジしていきましょう。
３．クレイジーキルト
クレイジーキルトというのは、
柄や形の異なるさまざまな布を縫い合わせて、
１枚の大きな布をつくることです。
クレイジーキルトのように、
顧客や従業員はもちろん、
競合他社までもパートナーと考えます。
新しいことにはそのような
パートナーシップが必要だという原則です。
４．レモネード
「すっぱいレモン」を手に入れたら、
あなたはどうしますか？
「すっぱい」「たべられない！」と
不平不満を言う代わりに、
上手く工夫して『レモネード』を
作りましょう！
というのが、『レモネード』の原則です。
つまり、上手く行かなかったことも
利用できないか考えてみるってことですね。
失敗が成功につながった例といえば、
ポストイット（ふせん）があります。
ふせんは、貼ったりはがしたりできるので、
一時的なメモに大活躍しますよね。
でもこのふせんのノリは、
強力接着剤の失敗作だったんです。
偶然にも
貼ってはがせるくらいの強度になったので、
ふせんとして使えるようになりました！
５．飛行機の中のパイロット
飛行機の操縦士は、時々刻々と変化する状況に
合わせて、臨機応変に進んでいきます。
それと同じように、起業家も
臨機応変に対応すると言うのが
この原則です。
今まであげた１～４を活用すれば、
臨機応変な対応も
しやすくなります。
未来が予測しにくい現代社会、
状況をつかみながら
『エフェクチュエーション』の考え方で
乗り越えていきたいですね！
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます！
セールスコピーライター 清水 龍
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