清水です。
出張で宿泊したホテルで、
おもしろい雑誌を見つけたので、
今日はその紹介をします。
宿泊したのは東横インです。
たぶん、日本の主要な駅の近くにはあるので、
そんなに珍しいホテルではありません。
紹介する雑誌は
この東横インの客室だけで見ることができる
専用の雑誌です。
この雑誌、名前を『たのやく』と言って、
『楽』しく読めてときどき『役』立つ本
を、売りにしています。
だから、
『たのやく』なんですね。
ちなみに７月号の内容は
［特集］つくる人、つかう人、たのしむ人
凄腕（すごうで）の拵（こしら）えるのに酔いしれる
となっていて、日本各地のお店や職人さんの紹介記事が
掲載されていました。
これだけ聞くと、
一見、どこにでもある普通の旅行雑誌みたいです。
ホテルに旅行雑誌は
相性良いですよね。
でも『普通』ではありません。
なぜなら、
この雑誌の記事のほとんどが、
『転載記事』だからです。
東横インの雑誌なので、
一部東横インの紹介記事がありますが、
それ以外は、別の出版社の雑誌や書籍の内容を
複写して掲載しています。
ちょっとビックリしませんか？
雑誌は各社が独自取材や執筆で構成するものだと
私は思い込んでいたので、
『ほぼすべてが転載記事』の雑誌に驚きました。
もちろん、元記事の出版社に承諾をもらってから
掲載しています。
この雑誌を客室に置くことで、
・お客さんにはふだん出会わない本との出会いを
・各出版社には書籍のPRで出版文化の応援を
・設置しているホテルのPRを
という『三方良し』の精神を込めているそうです。
「創作物はオリジナルじゃなきゃ！」と考える
クリエイターの方には、怪訝な顔をされるかも
しれませんが、私はこの雑誌もアリだと思います。
読む人の視野が広がって、
「この雑誌が役だった」と言われるなら、
内容がほとんど借り物だって、かまいません。
人の悩みや困りごとを解決できれば、
それはもうビジネスなんです。
この雑誌に限らず、
他の分野でも、
・他の人を紹介する
・特定のテーマに沿ってまとめる
・まとめたものを興味がある人の前に置く
このようなことは、ビジネスアイデアとして、
活かせるかもしれません。
私も記事としてアウトプットすることで、
少し意識に引っかかるようにしておきます！
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます！
セールスコピーライター 清水 龍
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