清水です。
兵庫県に播州(ばんしゅう)と
呼ばれる地域があります。
県外の人はなじみがない場所だと
思いますが、日本の三大刃物産地と呼ばれる
関、堺、燕三条に次ぐ刃物の産地になっているんです。
この播州地域に小野市という町があり、
地元特産品である刃物を
『播州刃物/BANSHU HAMONO』のブランドで
商品展開しています。
http://kanamono.onocci.or.jp/index.html
今年の4月下旬から、この小野市の工場で
おもしろい取組が始まりました。
おもしろいと言うか、時代に逆行しています。
でも、ビジネスをする上でプラスになる取組だと
思うので、今回の記事で紹介します。
その取組とは、
『物々交換』です!
若手の刃物職人さんが刃物を研ぐ対価として、
農作物などをもらうサービスになっています。
MUJUN EXCHANGE
https://shopping.c-syoku.com/exchange.html
他ではあまり見られない取組だと
思いませんか?
この話をすると、
「お金がもらえないならビジネスじゃない!」
「物々交換で稼げることになるの?」
と疑問に思う人もいると思います。
でも、これがビジネスの基本なんです。
ちなみに多くの人が勘違いしていますが、
お金に価値はありません。
お金は物やサービスの価値を交換するために
作られた、ただの便利な道具なんです。
物々交換で『価値』と『価値』が交換できるなら
お金はいりません。
むしろ、お金を介すると、所得税や消費税などが
かけられてしまい、『価値』が目減り
してしまうんです。
また、直接『価値』の交換をすることで、
新しい発見をすることもあります。
この取組の場合なら、
『インターネット × 物々交換』となることで
普段直接会わない地域の人達と『価値』の交換が
できます。
農家さんの地域では一般的な農作物でも、
播州では珍しかったり、なかなか手に入らなかったり
するものかもしれません。
普段は安く納品している農作物が、
意外な高価値になることがあるんです。
一方、職人さんも
全国各地から刃物が送られてくることで、
播州では使われていない刃物を知ることができて、
知識やスキルを上げることができます。
もちろん、研ぎの対価に農作物を手に入れられるので
食費を減らすことが可能です。
『稼ぐ事 = お金を手に入れる』と
思い込んでしまうと、
ビジネスの基本を忘れてしまいます。
お金を使わずに『価値』の交換ができるなら、
そこから広げても良いんですよ。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
明日は心構え(マインドセット)
の話題を考えています。
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