清水です。
新型コロナウィルスの感染者数が
少し増えてきました。
第2波が来ているのではないかと考えると、
ちょっと心配ですね。
ただ、毎日の報道のされ方を見ていると、
「全国で感染者が○○人増えた」
「〇〇県で増加した感染者は○○人です」
とは言うものの、
「○○人回復しました」
「退院できた人は○○人です」
とは、ほとんど言っていません。
よく調べると分かるのですが、
新型コロナに感染している人以上に
コロナから回復する人もいるため、
感染者数はしばらく減り続けています。
なぜこのような片寄った報道に
なっているのでしょうか。
それは、多くの人が『減点主義』で
考えているからだと言われています。
『減点主義』とは、
最初の時点では100点満点だと仮定して、
悪いことや失敗が出るたびに減点してゆく
考え方です。
学校のテストなどでは分かりやすいのですが、
今までよりも良い事があっても、
加点されません。
あくまでもダメなときだけ、減点になるのです。
一方『減点主義』の反対になる『加点主義』と呼ばれる
考え方もあります。
最初は0点から始まり、
成功や良いことが起こったら、
加点してゆく考え方です。
この場合、満点は考えず、
改良する方法や
独創的なアイデアなどにも
どんどん点を足してゆきます。
答えはひとつとは限りません。
そう考えることで、
様々な問題にも柔軟な対応が
可能になるのです。
さて、新型コロナの対応については
どうでしょうか？
新型コロナウィルスは、人間が初めてであう
ウィルスなので、絶対的な正解はまだありません。
それなのに、
「感染リスク」や「危険性」などのマイナス面ばかり
見せられると、そちらに注意が行ってしまいます。
そのため、感情が片寄りやすい人の中から、
医療関係者や物流関係者を猛烈に
差別してしまう人も出てきます。
でも、そんなことをしても、
なにも解決にならないですよね。
むしろ、今の社会で頑張っている人たちに
敬意を払うのが、新型コロナに負けない
生活なのではないでしょうか？
「うつされるかも」「ウィルスがいるかも」
の『減点主義』ではなくて、
「治してもらえる」「必需品を運んでくれる」
の『加点主義』で考えてみましょうよ。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます！
明日は心構え（マインドセット）
の話題を考えています。
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