むき出しの感謝

清水です。

久しぶりに、銀行の窓口へ
行きました。

普段、銀行口座を使うときは
オンラインのネットバンクを使う
ことが多いのですが、どうしても窓口に
行かないといけなくなったためです。

私が知っている銀行と
だいぶ様子が変わっていました。

入り口の案内係の人は、マスクの上に
フェイスシールド。

窓口には透明の仕切りが置かれていて、
「銀行員の数も減らして業務をしている」と
言っていました。

なんだか、外国の銀行みたいな、
ものものしい雰囲気でした。

もちろん、新型コロナの影響です。

飛沫感染を防ぐために、
ほんの2ヶ月ほどで、ここまで対策するように
なっていました。

この対策をすることで、
新型コロナを防ぎやすくなりますが、
デメリットも当然あります。

透明とは言え、顔は見づらくなり、
しきりとマスクで声も聞こえづらくなります。

中には、
「こんなのがあるから聞こえない！」と、
怒り出す人もいるそうです。

お客さんのためを思ってやっていることで、
お客さんが怒ってしまうのは、
とてもやるせない気持ちになります。

新型コロナが流行る以前から、
お店のスタッフにムリな要求を突きつけたり、
理不尽な怒りをぶつけたりする『カスハラ』が、
問題になっていました。

それが、新型コロナの流行により、
今までよりも、もっと目立つようになった
気がします。

一部の人だけだと思いますが、

たぶん、やり場のないストレスを、
自分よりも立場の弱い人に
（お店の人はほとんど反撃しないので）
つい、ぶつけてしまうのでしょう。

私も昔、虫の居所が悪い時に、
子供に怒りをぶつけてしまったことが
あるので、その気持ちが分からなくもないです。

でも、そこで怒りをぶつけてしまうと、
もっと生活しづらくなります。

お客さんのストレスのはけ口にされてしまった
お店のスタッフにはそのストレスが移動します。

ストレスがたまることによって、
仕事を辞めてしまう人が増えるかもしれません。

そうなれば、お店の営業時間が短くなったり、
休業したりすることもあるでしょう。

つまり、不便な生活がその人に返ってくるのです。

むしろ、こんな大変な中でも営業してくれている
お店には、感謝をぶつけましょう。

ほんの一言でいいんです。

ただ、いつもより、マスクで顔が隠れているので、
表情は伝わりにくく、声は聞こえづらく
なっています。

だから、いつもよりちょっと大きく、
「ありがとう。」と
声にしてみてください。

ほんのちょっとかもしれませんが、
あなたも、お店の人も、
ストレス発散になりますよ。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます！

明日は心理現象について
の話題を考えています。

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