今日も暑いですね～

清水です。

今年、何度言ったかわかりませんが、
もう一度言わせてください。

「今日も暑いですね！」

そんな暑い日は、
冷た～いものが食べたく
なりますよね。

今回は『冷た～いもの』の代表格、
アイスの話です。

あなたは、セブンティーンアイス、
知ってますか？

江崎グリコが販売しているアイスで、
今は自動販売機専用のアイスになっています。

『17』と書かれた自動販売機を
駅やボーリング場、スーパー銭湯などで
あなたも見たことがあると思います。

この『17』には２つの意味が込められていて、

「17歳の女子高校生向け」と
「17種類の味」

を表しているんです。

私、自分が男子高校生だったときにも
食べていたので、

あまり「女子高校生向け」だと
思っていなかったんですが、
たしかに、コマーシャルは
女子高校生を中止とした構成ですね。

もうひとつの「17種類の味」については、
自動販売機で売られている種類を
表しています。

一見、「これで全種類なのかな？」と
思いますが、
実はそうではありません。

グリコのホームページによると、
今は全部で24種類の味があるそうです。
（2020年8月現在）

その中から、17種類を、
（自販機によっては18種類）
選んで、自販機に入れているんです。

もちろん、適当に選んでいるわけでは
ありません。

子供が多い施設では、
子供に好かれやすいシャーベットタイプを
多めにおいて、しかも、自販機の下の方に
配置しています。

逆に、シニアが多く利用する銭湯などでは、
モナカタイプのアイスを増やしているんです。

あざやかな販売戦略ですよね。

さて、
今回セブンティーンアイスを取り上げたのは、
「商品やサービスを絞る」ことについて
お伝えしたかったからです。

もちろん、ただ絞るのではなく、
見る人の好みに合わせて、見せるものを
買えていく方法になります。

前回、
「商品・サービスを増やしましょう！」と
言ったので、矛盾するように聞こえるかも
しれませんが、絞った方が売れるようになります。

ある実験によると、

『24種類のジャムの試食販売』と、
『6種類のジャムの試食販売』では、

6種類の方が、
10倍も購入につながったと、
結果が出ています。

多すぎると試食するのに時間がかかるので
そのうち買う気がうせてしまいます。

また、迷いすぎると、自分の決断に自信が
持てなくて、やめる人もいるでしょう。

6種類の中から選ぶなら、
すぐに試食できて、
自分の決断にも自信が持てるんです。

もし、どうしてもお客さんに見せる商品を
絞れないなら、「ランキング形式」は
どうでしょうか？

たとえば、
「今月の人気商品　男性版トップ５」
「先月の売り上げ　女性版ベスト10」
みたいな感じです。

「みんなが買っているから自分も買おう」という
『バンドワゴン効果』も使っています。

お客さんに合わせた『絞り込み』と、
『ランキング形式』、
あなたのビジネスでも使えませんか？

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます！

セールスコピーライター　清水 龍

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