清水です。
今回は久しぶりに、新型コロナの
話題をします。
緊急事態宣言が緩和され、
今までの生活に戻りつつあります。
通勤電車もそれなりに混み合っていますし、
観光地にも人が戻ってきました。
自粛の反動か、京都では昨年以上の
人手が見られたところもあったようです。
とは言え、新型コロナウィルスがいることを
前提にした『新しい生活様式』が
求められています。
その『新しい生活様式』に対応した
安心・安全の施設やお店を認定する制度が
各地で始まっています。
6月19日から始まった
新型コロナウイルス接触確認アプリ
(略してCOCOA)も、
安心・安全をまもる手段の1つだと言われています。
さて、このような文章でよく使われる
『安心・安全』ですが、だいたいセットで
使われていますよね?
安心と安全の違いって、わかりますか?
どちらも、あった方が良いと思えますが、
違いを聞かれると、答えにくい人が
多いのではないでしょうか?
私も、正確には答えられませんでした。
でも、この違いが気になったので、
頭に定着させるために、文章化しておきます。
まずは、『安全』ですが、
「証拠や規則にしたがっていて、
危険が少ないと考えられる状態」です。
たとえば、乗り物は『安全運転』と言います。
動く乗り物を運転している以上、
それが三輪車であっても、事故の危険性は
ゼロにはなりません。
でも、交通規則に従った運転をすることで、
危険が少ない『安全運転』だと、
認めてもらえるんです。
一方、『安心』は、
『心』がついていることからわかるように
人の気持ちに左右されます。
いくら『安全運転』をしていても、
「もしも、事故が起きたら・・・」と考えると、
なかなか『安心』はできません。
その気持ちを落ち着けるために、
自動車保険で『もしもの後』のお金のバックアップや、
エアバッグなどの安心装備の
オプションをつけるんです。
客観的な証拠やデータが必要な『安全』と、
人の気持ちに左右される『安心』について、
違いが伝わったでしょうか?
でも、『安全』と『安心』は同じじゃ
ないんです。
1つ例をあげると、
2018年にあるアパートで撮影された動画が
話題になりました。
清掃業者の社員が
水道水を貯めるタンクで泳ぐ様子を
撮影した動画です。
この話を聞いたときは、みんなが飲んでいる水道水で
泳いだのかと思いましたが、違うんです。
清掃する前に、今から排水してしまう水に入って、
動画を撮影していました。
動画撮影した後に、通常通りキレイに清掃して、
その後の水質検査も合格しているんです。
つまり、みんなが飲んでいる水では
泳いでいませんでした。
この問題が発覚した後にアパートの管理会社が
取った対応は、
『タンクの清掃』と『飲料水の配布』です。
でも、これって意味があるんでしょうか?
泳いだ後に清掃しているので、
十分キレイですよね?
ここで、『安全』と『安心』の違いが出てきます。
決められた清掃手順や水質検査合格から見れば、
このタンクは『安全』です。
でも、話を聞いた人は、
「人が泳いだ水を飲むのはヤダ
(本当はそうじゃないけれど・・・)」と
『安心』できないんです。
そのような人たちを『安心』させるために、
再度の清掃と飲料水の配布を行ったと
考えられます。
言葉で『安心・安全』と言うのは簡単ですが、
『安全』と言える、客観的な証拠と
『安心』だと思ってもらえる、お客さん目線の対応
できていますか?
言葉だけになっていないか、
一度点検してみてください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
次回は心構え(マインドセット)
の話題を考えています。
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