清水です。
目がショボショボします・・・。
ちょっと寝不足なのもありますが、
春はたまにこんな日があります。
風が強い日に出歩くと、よく良くなるようです。
原因は良くわかりませんが、
なにかの花粉症かもしれません。
ところで、『風』の名前には
いろいろなものがあって、
「おもしろいなあ」と、
思いませんか？
春を告げる風は『春一番』ですが、
反対に冬を告げるのは『木枯らし一号』です。
他にも『六甲おろし』とか、
『からっかぜ』とか、
地域特有の風があったりします。
さらに、今まであげた風は
自然現象を表す言葉でしたが、
『風向きがいい』とか、
『いい風が吹いてきた』と言えば、
スポーツや仕事などで、
良い方向に進んでいる事をさします。
『風』は『空気の流れ』を表す言葉ですが、
季節や場所によって、
いろいろな名前を付けられたり、
さらには、人間の活動にも転用されるなんて、
とてもおもしろいと思います。
また、今では風の主成分である『空気』にも
別の意味が持たせられています。
他の人に合わせられない人に向かって、
「空気読め！」
と言ったり、
他の人に合わせられない人のことを
「あの人はKY（空気読めない）だから～」
と、言ったりします。
私が子どもの頃には使われていない表現でした。
その頃は、
『雰囲気をつかむ』とか、
『場の流れを読む』とか
言われていたと思います。
この意味の『空気』の使い方自体は
古くからあったようですが、
2007年に新語・流行語大賞候補になった頃から、
一般的に広まったようです。
良く耳にするようになった、
『空気』ですが、
あなたは『空気』読んでいますか？
「いつも『空気』読んで行動してますよ！」
「『空気』を読むことに関しては、
誰にも負けません。」
そうですか、OKです。
『空気』を読むことは
人間関係を潤滑にするのに
大事なことだと思います。
でも･･････、
『空気』を読みすぎて
つまらない事ばかりしていませんか？
『食べログ』や『価格コム』で
他の人のオススメ店ばかり行くように、
PRや広告宣伝でも、
他の人がすすめている内容を『そのまま』
コピーして使っていませんか？
PRや広告宣伝で、
他人の猿まねを繰り返していても、
上手く行くとは限りません。
「ライバル店がFacebookはじめたから・・・」
「ブログが良いと聞いたから・・・」
みたいな理由で、いろいろな事に
飛びついていないでしょうか？
上っ面だけではたいして効果が無いのです。
お客さんのためになる、
『価値』を付けていかないと、
すぐに見抜かれてしまいます。
PRや広告宣伝に関してだけは、
空気を読まずに、お客さんのためになること、
他の人がやっていないことを
積極的に取り入れてください。
『空気を読んでいては、空気は変わらない。』のです。
※今回の記事は、2015年10月26日の
『天声人語』より発想して書きました。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます！
明日は心理現象についての
話題を考えています。
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