商品やサービスを使ってもらいたいときに
書く文章(=セールスレター)があります。
「商品・サービスの特徴を書けば良い」
と思うかもしれませんが、
それだけではなかなか売れません。
実は、セールスレターには
基本の形があるのです。
この基本の形をはずすとなかなか読んでもらえません。
今回の記事では、
セールスレターの古典とも言える基本形
AIDA(アイーダ)の法則について
お伝えします。
『AIDAの法則』とは?
AIDAの法則は、セント・エルモ・ルイス氏が
1898年に明確化した消費者行動のプロセスを
法則として表したものになります。
1898年を和暦に直すと明治31年です!
100年以上も前から使われている基本形なのですが、
現在でも十分に効果を発揮します。
A:アテンション 注意をひく
実はこのアテンションが
すべての広告の基本と言っても良いです。
どんなに良い性能の商品・サービスであっても、
注目してもらわなければ、売れません。
まずは興味をもってもらい、
後に続く文章を読みたくて仕方がない状態に
しなければいけません。
I:インタレスト 関心を持つ
次にお客さんの関心を得る必要があります。
具体的には抱えている問題や悩みについて、
文章にして行きます。
お客さんに「あぁ、確かにそうだね」と
うなずいてもらう内容です。
『共感を得る』と言い換えてもよいでしょう。
D:デザイア 欲求を刺激する
上で文章化した問題や悩みについて、
「これなら解決できますよ!」と伝えます。
ここで初めて商品・サービスの紹介です。
「問題が解決できるなら欲しいなあ」と
思ってもらいやすくなります。
A:アクション 行動させる
「〇〇することで、解決しましょう!」と
1歩踏み出すために背中を押してあげます。
チラシなら電話、ネットなら注文ページをクリックなど、
読む人がやりやすい方法で背中を押します。
派生してもこれだけは
AIDAの法則は本当の基本形なので、
現在は派生した〇〇の法則がたくさんあります。
AIDMAの法則、AIDCAの法則、などなどです。
でも、最初のAとIは変わりません。
これがないと、見てくれないし、読んでくれないからです。
あなたが広告や宣伝を出しているのであれば、
読んでもらいたい人の注意をひいているか、
関心を引いているか、測る必要があります。
AとIを変えるだけでガラッと反応が変わるはずです。
「広告の反応ないなあ」と思っていたら、
ぜひ試してみてください。
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